医療法人社団 輝望会 水野クリニック

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レストレスレッグス症候群

Restless legs syndrome

レストレスレッグス症候群Restless legs syndrome

レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)

レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群

  • 夜眠ろうとベッドに入ったときや、新幹線や飛行機、あるいは映画館などでじっと座っているときに脚がむずむずする、脚を動かしたくて我慢できなくなる、ほてる、かきむしりたくなる…など
  • 脚に不快な症状が出現します
  • 症状が夕方から夜にかけてあらわれたり、強くなります

4つの特徴的自覚症状があります

    4つの特徴的自覚症状があります

  • 1脚の不快な感覚のため、脚を動かしたくてたまらなくなる
  • 2安静にして、横になったり座ったりしていると症状が強くなる
  • 3脚を動かすと、不快な感覚が軽くなる
  • 4夕方から夜にかけて症状が強くなる

レストレスレッグス症候群は生活の質を低下させます

  • 夜に落ち着いているときに症状が強くあらわれるためなかなか寝付けなかったり、いったん眠っても脚の不快感で目が覚めてしまいます
  • 疲れがたまり、昼間にも眠くて、集中力がなくなったり、気持ちがおちこむ原因になります
  • レストレスレッグス症候群
  • レストレスレッグス症候群

女性に多く、年齢とともに有病率が上昇します

年齢別レストレスレッグス症候群の有病率(欧米の調査)

レストレスレッグス症候群

Allen, R. P. et al: Arch. Intern. Med., 165(11), 1286-1292, 2005

レストレスレッグス症候群の原因

特発性

原因が明らかではないもの

二次性

鉄欠乏性貧血、透析(末期腎不全)、糖尿病、リウマチパーキンソン病などほかの病気や妊娠などが原因で起こるもの

レストレスレッグス症候群の治療

非薬物治療
  • 鉄分の補給
  • 原因となる基礎疾患の治療
  • カフェイン・アルコール・喫煙を控える
  • 規則的な就寝・起床を心がける
  • 就寝前の激しい運動を避ける
  • 就寝前に短時間歩いたり、脚のマッサージをする
  • お風呂やシャワーなどの温度刺激により、症状が軽減することがある
  • 全く動かないことや、逆に激しすぎる運動は症状が起きる原因になることがある
  • 趣味などで集中できるものなど、症状から注意をそらすことを見つけるようにする
薬物治療
  • ドパミンアゴニスト(弱くなったドパミン神経の働きを補う)(内服薬または貼付剤)
  • 抗けいれん薬(神経の興奮を抑え、症状を抑える)(内服薬)

当院での診療の特徴

  • 詳細な問診と診察を行い、重症度を質問票を利用して毎回評価します
  • 血液検査・画像検査・神経伝導検査を行い、原因疾患の検索と他の紛らわしい疾患との鑑別を行います
  • 患者様に最も適した薬剤を使用します(薬剤で眠気がでやすい方でも、使用薬剤の剤型変更や用量調整で対応します)

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