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千葉県旭市三川6551-1
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ボツリヌス療法
Botulinum therapy
ボツリヌス療法
Botulinum therapy
ボツリヌス療法(手足の筋肉のつっぱり治療)
ボツリヌストキシンというお薬を筋肉に注射し、痙縮(けいしゅく)をやわらげる治療法です。
痙縮(けいしゅく)とは
脳卒中後遺症、頭部外傷、脊椎損傷、神経変性疾患などが原因による運動障害であり、筋肉が緊張し、手足が動かしにくい、勝手に動く状態になります
痙縮による姿勢異常が長く続くと、筋肉が固まって関節の運動が制限され、日常生活に支障が生じます
痙縮がリハビリテーションの障害となることもあるので、痙縮に対する治療が必要となります
痙縮の症状
手指が握ったままの状態になり開こうとしても開きにくい
肘が曲がったままになる
足がつっぱる
ボツリヌストキシンについて
ボツリヌス療法では、ボツリヌストキシンを有効成分とするお薬を用います。ボツリヌストキシンとはボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質です
注射することで筋肉の緊張をやわらげることが出来ます
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではありませんのでボツリヌス菌に感染する危険性はありません
ボツリヌス療法で期待できる効果
手足の関節が動かしやすくなり、日常生活の動作が行いやすくなる
関節が固まって動きにくくなったり、変形するのを防ぐ(拘縮 こうしゅく 予防)
痙縮(けいしゅく)による痛みがやわらぐ
リハビリテーションが行いやすくなる
介護の負担が軽くなる
リハビリテーションの併用が重要です
ボツリヌス療法だけでなく、リハビリテーションを継続することが非常に重要です
ボツリヌス療法の効果持続期間は通常3~4ヵ月間です。その後は徐々に効果が消失します。治療を止めると痙縮は元の状態に戻ってしまう為、年に数回繰り返しボツリヌス療法を受ける必要があります(効果の持続期間には個人差があります)
身体障害者手帳の受給者証をお持ちの方で、現在医療費が無料の方は、自己負担がありません
(※当院に通院している方で該当する場合は身体障害者手帳の新規申請を行います)